JACHI:一般社団法人 医療健康情報認証機構
JACHI概要
設立の趣旨
事業内容
役員構成
認証の概要
認証取得手順
認証取得費用
認証資格について
CHICについて
CHIDについて
人材育成セミナー日程計画
JACHI講座
プライバシーポリシー
CHIC会員専用ページ
お問い合わせ
セミナーレポート
「レセプト・オンライン化の実現とプライバシー保護」セミナーレポート
2006年8月31日(木)、虎ノ門パストラルホテルにて、厚生労働省及び医療情報システム開発ベンダー等による「レセプト・オンライン化の実現とプライバシー保護」セミナーが開催されました。200名を超える出席者が虎ノ門パストラルホテルに集まり、お蔭様を持ちまして盛況裡に終了いたしました。

レセプト・オンライン化は、請求審査支払事務の効率化、保険者による健康指導への活用、医療費抑制効果が期待できることから急がれる一方、医療機関のコスト増並びに提出形態に制限があり、問題も抱えている。この様な環境下、今後どの様に進めるかが問われている。
【セミナー開催要項】
日時: 平成18年8月31日(木)13:00〜15:30
場所: 虎ノ門パストラルホテル 本館1階「葵」
講師: ◎財団法人 長寿科学振興財団
 理事長 小林 秀資 氏
◎厚生労働省 保険局 総務課
 保険システム高度化推進室長 大島 一博 氏
◎富士通株式会社 ヘルスケアソリューション事業本部
 新事業開発室担当部長 兼
 政策推進本部政策企画部担当部長
 鈴木 淳夫 氏
◎有限責任中間法人 医療健康情報認証機構
 主任研究員 岡村 裕之 氏

セミナー風景:レセプトのオンライン化は医療機関、医療機器ベンダーとも大変注目しているため、皆さん真剣に講師の話に聞き入っています。

レセプトオンライン化について
厚生労働省 保険局 総務課
保険システム高度化推進室長 大島 一博 氏

実際に厚生労働省の方の話を聞ける機会がなかなかないため、聴講者からの質疑もかなり多く、質疑応答は大いに盛り上がった。
【講演内容】
1.レセプトに関するこれまでのIT化の経緯
 −レセプト電算処理の普及目標
 −普及実績 等
2.レセプトオンライン化の内容
 −医科・歯科・調剤にわけたレセプトオンラインの普及計画を図形式で解説
3.これからの取り組み、課題
 −病院における導入支援
 −セキュリティ対策
 −オンラインの対象拡大 等

レセプト・オンライン化に向けてベンダーの取り組み
【講演内容】
1.レセプト・オンライン化の概要
2.レセプト・オンライン化に向けた最近の状況
3.レセプト電算状況
4.レセプト電算のメリットなど
5.レセプト電算の導入について
6.DPCについて
7.レセプトオンライン化のネットワーク普及に向けて
富士通株式会社 ヘルスケアソリューション事業本部
新事業開発室担当部長 兼
政策推進本部政策企画部 担当部長
鈴木 淳夫 氏

医療健康情報の安全性を求めて
有限責任中間法人 医療健康情報認証機構
主任研究員 岡村 裕之 氏
【講演内容】
1.インターネットと医療を取り巻く環境
2.医療健康WEBサイトの将来像
3.データで見る医療機関ウェブサイトの信頼性
4.医療健康情報認証機構(JACHI)の概要
5.認証病院の紹介
6.認定ヘスルケアインフォメーションコンサルタントの概要説明
7.ヘルスケア情報の可能性・有効性

協力企業である富士通株式会社のブース。
鈴木氏の講演でも触れたHOPE/SX-Jの概要が紹介された。
詳細はこちらから。

《参加者の声》
・質疑応答を聞いていても、医療機関関係者が多数出席しているのが伺えました。それだけ、レセプトのオンライン化への注目が高いのが改めて理解できました。
・レセプトのオンライン化にともない、改めてセキュリティの問題も認識する良いきっかけになりました。
・私はCHICの資格を取得しているため、レセプトのオンライン化に伴う個人情報保護やセキュリティを担う立場だと認識しています。今後もこの点を十分考えて活動をしていきたい。
・レセプトに関する政府の方針について、方向性を理解することができたのは非常に有意義だった。
・病院側の経営状態と導入コストを考えると、政府の援助が必要。普及はまだまだ難しいのでは…。

医療健康情報認証機構では、今後も皆様方の注目を集められるようなセミナーを定期的に開催していく予定です。これからも宜しくお願い申し上げます。

Copyright 2006-2015 © Japan Accreditation Council for Healthcare Information All Rights Reserved